ステンレス加工、SUS304 機械加工に関するご依頼・お問い合わせは、お気軽にご連絡ください。

ステンレス鋼とは鉄に少なくとも10.5%以上のクロムを含有した合金鋼の総称です。 鉄の最大の弱点である「さび」を防止するように改良されており、耐食性・耐久性・意匠性・耐火性・低温特性・加工性などで非常に優れた特性を備えています。
またメンテナンスが容易であることも大きな特長です。 環境に対する社会の関心が高まるなか、ステンレスは100%リサイクル可能な材料として高く評価され大変注目されています。(ステンレス協会ホームページより）

 （←ステンレス協会様ホームページ）
        （ステンレス鋼に関する基礎知識から、ステンレス鋼の系統図、 ステンレスの種類別性質、規格、ステンレスの特長、選び方、使い方等
         ・・・ステンレスに関する情報満載です。）

  ステンレス加工製品は、他の金属製品に比べ、耐食性にすぐれていますが、それでも、「ステンレス」と言えども、使用環境や使用条件によっては、錆が発生します。 錆の原因としては、塩分や鉄粉、ガス、ほこり等の影響が考えられます。初期の段階でこれらの錆の原因を日常的に取り除くことができれば、ステンレス加工製品を長持ちさせることができます。
ステンレス加工製品の手入れの方法・・・・・・・・・

1. ステンレス製品に付着した異物などを取り除くために、定期的に、からふきをして下さい。
2. 軽い汚れは水ふきをしてください。または、通常の掃除用中性洗剤（塩素系洗剤は使用しない）で水ふきをしても良いでしょう。水でよく洗い流し、乾いた布で仕上げて下さい。
3. 錆が発生してしまった場合には、市販の薬剤（金属用洗剤）を用いて除去して下さい。「金属用洗剤」には、初期のサビ用から程度が進んだ赤サビ用等々がありますので、部分的にためしふきをして効果を確認してから全面に使用して下さい。（"金属用洗剤"で検索すれば、各メーカーから多くの薬品が出ていますので、対象金属（ステンレス用）・用途・状況に合わせて最適な洗剤（薬剤）を選択してください）
4. 金属洗剤だけでは、除去できない場合は、サンドペーパーやワイヤーブラシでサビをこすり落とすこともできますが、その場合は、ステンレスの表面に傷がつきますので、研磨仕上げ等表面処理をやり直す必要があります。
   ・・・・・・・・・・錆の程度が進む前の、ステンレス加工製品の日常的な手入れが大切です。